居酒屋での話

サラリーマンの居酒屋話です。

仕事しなかったなぁ

建設関係の工業会の集まりで、リモートワークが話題になった。
当初、戸惑いはあったけど、上手く対応できる人と厳しく感じてる人がいると言うような、
よくある今時の世間話。
仕事を自分で作っていける人には通勤が無い分良いのかなぁ、などと結論めいて終わりかけた。
その時、ある大手ゼネコンで役員クラスの方が、「俺部長の頃ってホント仕事しなかったよ」と言い出して一同が「えっ」と驚いていた。

「だって、客には挨拶、部下には相談、後は酒とゴルフだから」と言う。
「何かトラブルがあると、あそこの支店長よく知ってるから話しといてやるよって、
出張して酒かゴルフでネゴっていう感じだからさ」

さすがにこれは建設業界の幹部特有にある傾向なのかもしれない。

リモートワークによって浮き彫りになったのは、
会社の価値を増やす仕事を自分で考えることの大切さだと思う。
管理職と言う言い方や存在は無くなるかもしれない。
価値作りのリーダーは、役職に関係なくできるからだ。
今までの管理職の仕事は、半分以上監視職業務だったことがバレて、
そんな仕事に価値がないことにみんな気づいてる。
まだ、課長クラスはプレイングマネージャーが多いけど、
実務のない部長職の方をどう価値づくりに向けて働いてもらうか?
企業にはすごい人数がいるだろうから、

ここが企業改革/働き方改革のキモなのかもしれない。