本が読めない
耳が余りにも寒いので、ヘッドホンを買ってしまった。
僕の耳は人より少し大きくて寒さに対して余りにも弱い。
寒さが続くと体力が弱ってきて、体調が悪くなるほどだ。
耳当てを付けていたのだが、その姿が家人に余りにも評判が悪かった。
そこで、これを買った。
ワイヤレスでノイズキャンセリングだ。
こいつが凄かった。スイッチオンした段階で周りの音が無くなる。
そして音楽を構成する音のひとつひとつが語りかけるように聴こえるのだ。
通勤時に至福の音楽空間を手に入れることができたのだ。
しかし、困ったことに音楽に集中するあまり本が読めない。
僕の読書時間はほぼ通勤時間だったのだ。
上巻まで読んだ、ナシーム・ニコラス・タレブの反虚弱性も完全にストップした。
これまで愛聴してきた音楽が別ものに聴こえるのだから、本が読めないくらいなんだって気になってる。
この流れにしばらく身を任せるしか無いなぁ。