面白い小説を読みたい方に:僕のベスト10
これまでの人生の読書歴の中で、絶対に面白い小説を10冊選んだ。
読みだしたら、グーンと引き込まれてしまう本たちなので、
面白い小説読みたい方はお試しあれ。
自分でもいつかもう一度読んで一冊ずつ詳細に感想を書きたいと思っている。
順位は付けられないなぁ。
■海鳴りの底から/堀田善衞
島原の乱を描いた長編。上下巻だったけど、ほとんど一気に読んだ。
■赤と黒/スタンダール
世界の名作中の名作。舞台はフランスの王政復古の時代。
ハンサムで博覧強記の頭脳を持った青年が出世していく物語。
面白くないわけがない。2回読んでる。
■二本の銀杏/海音寺潮五郎
分厚いけどこれも一気に読了。幕末の薩摩藩の物語。
武士や農村の生活が生き生きと描かれ印象的だ。
■ハンニバル/トマス・ハリス
羊たちの沈黙シリーズの完結編。リアリズムと迫力に圧倒される。
これを読んだら、羊たちの沈黙、レッド・ドラゴンも読みたくなること請け合い。
■スティック/エルモア・レナード
エルモア・レナードは日本で出版されているものはほぼ読んだ。
語り口や会話の妙もあって軽く読めるけど、なんだか奥深くて印象に残る。
■裏声で歌え君が代/丸谷才一
膨大な見識や知識を土台に政治や国家を登場人物に語らせてる。
知的な興奮がある。
■5分後の世界/村上龍
5分の時間のズレで別世界の日本にワープしている。
そこは戦争で壊滅した東京の地下に建設されたに都市であった。
というワクワクの設定。続編もある。
■血族/山口瞳
自分の母親を生い立ちから語るというのが何とも凄く、
悲しく優しく心に迫って来る。
■コンティキ号探検記/トール・ヘイエルダール
自分の説を証明するために筏の船で漂流する海洋冒険譚。
読んだらやってみたくなる。純粋な小説ではないけど、絶対もう一度読みたい。
高校生の頃頃読んでたら、人生変わったかもしれない。
■血と骨/梁石日
ド迫力な男の物語。もう無茶苦茶だけで何をしでかすかわからないけど、
これぞ小説を読む喜び。ビートたけし主演で映画化されている。
映画も面白かった。