機上から眼下の爪あと
羽田から福岡行きの航空機に乗って、ふと眼下を見るとなだらかな山肌におびただしい爪あとのように森が削られた跡がある。
あまりにも多く点在している異常さに、恐ろしくもあり悲しくもあり、
無残な日本の丘陵を心配していた。
このゴルフ場と言うのは一体なんだろうかと。
と言う自分も30年前は青二才のへっぽこゴルファーであり、
削り取った山肌をさらにボコッと芝ごと掘ったりしてたものだ。
今、丁度頭が薄くなったりしているのは、
その時の山の神々のタタリなのかもしれない。
皆さま、お気をつけ下さい。