居酒屋での話

サラリーマンの居酒屋話です。

販売促進の基本:印刷

商業印刷ではオフセット印刷が主流です。発色が美しく、低コストで大量に印刷 することが可能です。
基本は、黄、青、黒、赤の4色で印刷しますが、
黄:Y(yellow),藍:C(cian),黒:B(black),赤M(magenada)と言います。
印刷機はチラシなど大量印刷むけの輪転機、また店頭壁張りポスター等、
調整しながら美しい発色を可能にする平版印刷 があります。
かつては、紙で版下を作り撮影してフィルムにして、
各4色のすり色別に4枚の製版フィルムを作成する工程がありましたが、
今はCTP(Computer To Plate)が主流となっています。
これは、MaC等PCで作成したデジタルデータから直接印刷します。
印刷での色の調整は出来ませんが、工程を大幅に短縮しているので、
安くて速いのが特色です。
印刷用紙は、薬剤を使って発色を良くしたアート/コート系から、柔らかい発色 が可能なマット系、
紙色が白く美しいものや、はがきや水に強い等の特色を持つものまでさまざまです。
また、紙は大判時の重さで厚さを表わします。チラシのように安価に大量に使用 するものから、
会社案内のように、ゆっくり丁寧に見せたいものまで、印刷物の目的によって選 定します。
さらに、刷った後に、フィルムを貼ったり、蠟引きにしたりすることで、
より一層の表現力や耐久性等を得られます。
また、ステッカー等には張付け場所の環境にもよりますが、
例えば水分に強いユポ紙を使用する場合等もあります。